IT技術の活用が当たり前となりつつある現代において、需要を伸ばしているのがオープンソースです。
これは文字通り、誰でも利用できるように公開されているソースコードのことをいいます。
なおオープンソースはエンジニアとして働き始めると、よく耳にする言葉です。
そのためエンジニアになりたいなら、もう少ししっかりオープンソースの基礎を学んでおくことをおすすめします。
さてオープンソースの需要が増加傾向にある理由の一つに挙げられるのが事業の多様化です。
一昔前であればITを使ったビジネスは一部の物に限られていましたが、技術の向上に伴って日常生活の様々なシーンで取り入れられるようになりました。
企業はこうしたビジネスチャンスの広がりや急速な進化に対応しながら新しい物を開発し続けなくてはなりません。
この開発に必要なソースコードを有償で利用した場合、購入や管理に膨大なコストが掛かってしまいますが、オープンソースであれば無料で使用できます。
コストを抑えて商品開発をしたい企業側にとってこの点は大きなメリットです。
オープンソースの需要に伴ってエンジニアの求人も多く出回っており、新卒はもちろん、他業種からの転職でも比較的仕事は探しやすいと言えます。
とはいえ、一口にエンジニアと言っても会社ごとに雇用条件や仕事内容は大きく異なるので注意が必要です。
求人に応募をする時に気を付けなくてはいけないポイントの1つに経験の有無があります。
IT業界では、人材育成のコストや時間を節約するために、経験者を優先的に採用する企業も少なくありません。
ある程度年齢を重ねてからの転職では特にこの部分を重視される傾向があるので、独学でプログラムの経験を積むか未経験者でも入れる所を選ぶことが大切です。